楽しむ教育とインターネットと劣等感
教育ということでは、教育のレベルが上がるということは、知識が増えるということになります。知識が増えると比較をするようになります。そうなると自分が足りないことがわかるので、劣等感を感じます。そしてそうなると、その劣等感を克服するために、ますます学ぶようになるということが、自由な教育でのルートです。義務教育などの強制では挫折するということもありますが、自由な教育では、時間は関係がないので、生涯の中で克服をすれば良いということで、学び続けるということもできます。本来の教育とは、そのようなものだったのでしょう。そこには教えられて学ぶという楽しさが生まれてきます。本来は知るということは大きな刺激になるからです。
しかし大学受験などが目的になると、それ以外の勉強や興味は排除されますから、学ぶということより技能になります。テクニックの取得ということになります。ですのでこれからの教育では、大学受験などのための教育と、本来の自由な教育の両方を学ばなければならないということになります。それが現実なので、それに慣れるということが必要ですが、大学の面だけでの学習ということでは、それだけでは将来においては心配になります。本来社会に出るために学ぶべきものも多いからです。
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