複数の国の言葉の教育の仕方と気を付ける部分
英語が話せたら、世界にある国の大半で通用し、意思を疎通する上で便利なので、バイリンガルまたはマルチリンガルの教育を施そうとする家庭が実在しています。そういった複数の国の言語を習得させようと考えているのであれば、学ばせたい外国語の環境で育てるのが望ましいですが、押し付けるというのは好ましくないので、正しいやり方で行なうのが大切になってきます。
今では、英会話教室、インターナショナルスクールなどの外国語が学べる施設がいっぱい建てられており、一部の幼稚園などでは英語教育を行っていますが、そういった施設に行っていなくとも、外国語の勉強は可能です。反対に外国語が学べる施設に通っていても、通いっぱなしでは身につきません。いずれにせよ、家庭での学習も重要です。やり方としては、学ばせたい外国語の歌などが収録されたCD、カセットテープを聞かせるという手段、外国語が書かれている絵本を一緒に読むという手段などが列挙されています。
ただ、やり方が正しくとも子どもが拒否反応を起こしてしまっては水の泡ですので、無理やりさせるような仕方は止めて、興味を持たせるようにするのが賢明です。母国語の習得がおろそかになって母国語が話せないという現象は母国に住んでいる限りは滅多にないとされていますが、母国語が何なのかについてはっきりさせるのは大切です。日常に使う言葉は母国語で話すといった使い分けをすれば子どもが混乱しなくて済みます。
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